テレビ朝日|独自検証“エアロゾル感染”、換気に効果的な家電とは

 2021年9月12日、テレビ朝日「サンデーステーション」で、弊社のコロナ関連の気流シミュレーション動画が放映されました。今回は家庭内での家族同士での感染に注目し、実際のリビングルーム内の気流の状況を再現して、呼気に含まれる飛沫核の拡散を可視化します。コメントは、コロナ関連の気流現象に詳しい、工学院大学建築学部の柳宇教授が担当されました。

 番組では20畳ほどの部屋を使い、シミュレーションは4人家族を想定。ダイニングテーブルに座る父親が感染していたとして行いました。

換気ありと換気なしのシミュレーション結果の比較

 人体周りには体温で熱上昇流が発生しており、呼気も基本的には体温なので、 吐き出されたコロナ飛沫核は室内上方に昇りそこに滞留します。気流によってそれら飛沫核(サブミクロン~5μm)が居住域に吹き降ろされないようにする工夫をする事が重要です。   

 アネモ・ブリーズ・天カセなど下向きの吹き出しの近くはリスクが大きいです。また吸込みの近くも部屋中の空気が集まってくるので、やはり安全とは言い難いです。空気清浄機も漫然と置くのではなく、気流の淀む場所に設置 すれば効果的です。  

 家庭内での感染を減らす有効な対策を、各人で意識できればと願っています。 宜しければ放送をご覧下さい。

 

9月12日『サンデーステーション』より
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000228672.html