ヒートアイランド:J-BIM新宿ヒートアイランド解析

解析の詳細

       

      【解析結果】
       表面温度分布では、街区内の8階建てマンション南側に、緑化なしの場合では高温になっている部位が見られる。 粒子軌跡でもこの部位の気流は高温になっている事が分かる。 それに対して緑化ありの場合では、この部位での表面温度は著しく低くなり、かつ粒子軌跡でも高温の気流は存在していないと見て取れる。 小規模街区では、緑化によるヒートアイランド対策が効果的な場合がある。

       


      図3 J-BIM新宿ヒートアイランド解析 緑化なし
       表面温度分布パース

       


      図4 J-BIM新宿ヒートアイランド解析 緑化なし
       粒子軌跡パース(色は温度)

       


      図5 J-BIM新宿ヒートアイランド解析 緑化あり
       表面温度分布パース

       


      図6 J-BIM新宿ヒートアイランド解析 緑化あり
       粒子軌跡パース(色は温度)

       

・解析の目的
 本件はサンプル解析で、福井コンピュータ殿のJ-BIMイベントに合わせて作成したものである。 新宿の一角の街区を例にとり、典型的な気象条件を与えてヒートアイランド効果への影響を解析した。 BIMデータも福井コンピュータ殿から提供を受けた。
・解析の内容
 福井コンピュータ殿から提供された3DCADデータの外観を図1に示す。 ここでは、8階建てマンションを中心に、新宿を想定した小規模な街区が表現されている。 ここから作成した解析モデルに適当な気象条件を簡単に設定し、緑化無し、緑化ありでの2つにパターンについてヒートアイランド解析を行った。 デモ用に解析した事例であり簡便さを求めたためため、格子数などは最小限としている。

 


図1 J-BIM新宿 BIMで作成した3次元CADデータ概観

 


図2  J-BIM新宿 解析モデル パース
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