10m(W)×10m(D)×10m(H) の蓄熱槽を内部の構造物(ダクトと支柱など)を含めてモデル化した。 槽内ダクト上部から高温流体を取り込み、管の下部から水温6℃の低温流体が流入する。 総格子数は、72(X)×69(Y)×80(Z)=397,440である。
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蓄熱層内熱流動解析
1.解析の目的
蓄熱槽の性能を予測する際、蓄熱層内の流体の温度分布推移を把握することが非常に重要である。 その性状は、槽内の形状や流速に大きく左右されその液体温度蓄熱槽の温度成層に影響を与える。 本解析では、蓄熱層内のダクト・構造物などを再現し、蓄熱槽内の液体の流速および温度成層に関する熱流動解析を行った。
2.解析モデル
10m(W)×10m(D)×10m(H) の蓄熱槽を内部の構造物(ダクトと支柱など)を含めてモデル化した。 槽内ダクト上部から高温流体を取り込み、管の下部から水温6℃の低温流体が流入する。 総格子数は、72(X)×69(Y)×80(Z)=397,440である。
3.解析結果
本解析では、結果を温度分布の断面図と流線で示している。 槽内の流速は最大で約0.1m/sec以下とそれほど大きくないため、大きな乱れは見られず温度成層がみられる。 中央部の管の下部から槽内に流入する液体の温度は約6.0℃であり、槽の壁面などからの貫流熱で温められ上昇している。 層の上部では約12.0℃ほどの温度になっており、中央部の管から冷却装置へ取り込まれている。
本解析では液体に水を使用したが、その他の流体の凝固潜熱を考慮することで氷蓄熱層などの性能を検討することが可能である。
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