工場内各区画の仕切り,設備,補器類の位置・大きさなどを、できるだけ忠実に表現した。 これは、各設備の発熱量に対して補記類の表面積等が正しく入力されていないと、表面積当たりの発熱量が実際とは異なってしまい、計算される熱対流の性状が異なってくるからである。 格子数は、119×80×34=323,680であり、小規模な格子数で建屋内の主要な構造物をほぼ全て表現している。 格子間隔は、吹出しノズル付近では吹出し風量・風速を正確に再現するため、ノズル口径に即した格子間隔になっている。
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組立工場内空調解析
1.解析の目的
工場などの施設では意匠とは関係なく、空調性能や換気効率などの機能性が優先される。 工場内空間の換気空調性能を検討する際、各区画毎に発生熱量どおりに換気・空調風量を設定しても、区画間の空気の流動のために、居住域が常に所定の温度に保たれているとは限らない。 そのため、ノズルの配置や風量設定を綿密に配慮する必要がある。 本解析では、無風時における外部からの換気を伴う工場内空間の空調解析を行った。
2.解析モデル
工場内各区画の仕切り,設備,補器類の位置・大きさなどを、できるだけ忠実に表現した。 これは、各設備の発熱量に対して補記類の表面積等が正しく入力されていないと、表面積当たりの発熱量が実際とは異なってしまい、計算される熱対流の性状が異なってくるからである。 格子数は、119×80×34=323,680であり、小規模な格子数で建屋内の主要な構造物をほぼ全て表現している。 格子間隔は、吹出しノズル付近では吹出し風量・風速を正確に再現するため、ノズル口径に即した格子間隔になっている。
3.解析結果
外部からの換気風量は、換気計算によって別途求めた。 ここでは、夏季の解析結果として、平面温度分布と各補器類の表面温度分布を示した。 区画毎に温度が異なるが、工場要員の居住する区画では、保持すべき目標温度になっている。 また、空間内の速度分布を補器類・壁面の速度ベクトルとボリュームレンダリング(三次元等値面)図で表した。 要員の居住域では、空調空気を常に供給しているので速度は大きい。
数値解析では、このようにコストと性能を同時に満足する空調換気条件を求める事もできる。
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